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全国的に電力不足の対策として、電気メーカーは白熱球（シリカ）の販売を中止しています。
これからは、省エネ蛍光灯やLED電球と言った、省エネ対策商品が次々と開発されています。

塗料メーカーにおいても、有機質系（アクリル樹脂系）から無機質系（環境対応型）に変わってきています。
更には遮熱・断熱の効果がある塗材が数多く開発されています。
バリアスは無機質系であり、汚れに強く、耐候性があり、ランニングコストや省エネに貢献する全く新しい次世代型塗材です。

■　遮熱・断熱塗材　バリアスとは？

モルタル、コンクリート、ALC、波形スレート、折板等に施工できるバリアスは、太陽エネルギー（赤外線）を反射する機能型遮熱塗材で環境負荷の低減に貢献する省エネ効果製品です。

バリアスを塗る事で屋根表面温度を１０〜２０℃下げ室内温度を大幅に改善します。

仕上がった塗膜は、汚れ・カビ・藻の発生を防ぎ、長期に渡り遮熱効果を持続させます。

■　遮熱・断熱効果

遮熱効果
遮熱とは、太陽光などで外壁や屋根が熱せられるのを抑えることです。
バリアスは遮熱効果以外に、塗膜全体が撥水するため、汚れにも強く、また環境に優しい無機質系塗材です。
日差しが強い夏場に涼しい住環境を実現します。

断熱効果
太陽光を反射させるのではなく、内外の熱移動を抑えることです。
バリアスは塗膜の厚さが1�o以上あり、外壁や屋根に塗装することで、暖房で室内を暖めた熱が外部に逃げるのを防ぎます。
冬場に暖かい住環境を実現します。

■　特徴

●遮熱性にすぐれた塗膜は、屋根表面温度を最大で20℃も低減します。
●建物内に塗布する事により屋外に放出していた熱エネルギーを約60%程度閉じ込めて冷暖房効率を高めます。
●通気性があるが、水は通さない。
●10年以上続く撥水性塗膜は、汚れ・カビ・藻の発生を防ぎます。

●不燃性無機質系素材なので火災などによる毒ガスの発生や延焼を防ぎます。
●微弾性で割れにくい。

●美しいゆず肌調の仕上がり以外に、コテ仕上げも可能です。

■　用途

■一般建造物の内外装
■物流倉庫など
■食品加工場、体育館、その他
■畜舎、車庫、物置

■　温度比較実験

右のグラフは、鉄板屋根にバリアスと未塗装の場合の夏場における1日の温度推移です。

外気温の上昇とともに、未塗装の屋根表面部は、急激な温度上昇をみせていますが、バリアスを塗布した場合は、急激な温度上昇を和らげ、温度も約１５℃〜２０℃程低く抑えられています。

屋根の表面・裏面温度を測定した結果、鉄板で20度、スレートでは15度前後の温度低下が確認されました。

バリアスは、夏場の遮熱効果は無論のこと、冬場は外部へ熱を逃がさない保温材としての機能も有します。

結果、年間を通じての空調費が節約され、経済的かつ省エネが可能となります。
また工場等では、作業空間の快適性がアップし、作業能率が向上します。

■　防汚性

バリアスは汚れ防止用にトップコートは塗りません。

なぜならバリアスには、
汚れを寄せ付けない撥水機能があるからです。

つまり、下塗りと上塗りを１つで２つの役目を持っているからです。

■　撥水性

吸水防止性と撥水性塗膜でカビや汚れの付着を阻止し、美観を保持します。

バリアス塗膜の撥水性試験（サンシャインウェザーメーター）

■　通気性

水分は透しませんが水蒸気は透します。
バリアスは毛細管を塞ぐような塗膜を形成しないため、湿気がこもらず透湿性に優れています。

■　浸透シーラー（カチオン系）の吸い込みテスト

浸透シーラーの吸い込みテストを行いました。

ブロックに黒インクを塗りつけた後、 水で洗い流し吸水防止効果を確認。
浸透シーラーを塗布した方のブロックは黒インクを吸い込まずに流れました。

■　遮音性

■　施工例

バリアスは、パステル調（全82色）で、吹き付けやコテ仕上げが可能です。
遮熱断熱塗材として今までにはなかった、遮熱断熱効果とデザイン性を併せ持つ塗材として、一般住宅の外壁塗材としての使用が注目されてます。

■　製品比較（バリアスと一般の遮熱・断熱塗材）

■　製品試験

※上記データは代表サンプルの弊社試験値であり、規格値・保証値ではありません。

■　カラーバリエーション(全84色)

※　オーダーカラー承ります。

■　テクスチャー

※上記以外にも様々なテクスチャーが可能です。

■　荷姿

●保管方法
保管方法について常温にし、直射日光の当たる場所は避けてください。
使い残りはなるべく空気に触れないように落し蓋などをして、しっかり蓋をしておいて下さい ｡
開封後は、なるべく早く使いきって下さい。
塗圧が高すぎると塗料のはね返りが多く、流れ易く不均一になり易くなります。また塗圧が低すぎると必要な膜厚が得られず作業能率が低下します。

【 注意事項 】
●保管方法｜常温（25 ℃）以下で、直接日光の当たる場所は避けてください。
●保障期間｜一度開封したものは、落し蓋をして缶蓋側面をガムテープ等で密閉し、保管してなるべく早く使用して下さい。
●洗　　浄｜本品は乾燥が速いので、ホースおよび器具の使用終了後にはすぐに水に浸して洗浄して下さい。
●凍　　結｜本品は一度凍結すると使用できなくなります。
●高圧洗浄｜リフォームの際、塗布する前は高圧洗浄をお勧めします。
●研　レン｜塗布の際、古い塗料を完全に削り取るまでの必要はありません。
●塗装環境｜晴天条件で素地が充分乾燥した状態で塗装を行ってください。
●塗装作業｜気温5 ℃以上、湿度80 ％以下の条件下で行ってください。

■　パンフレット